石垣島で「超早場米」収穫
黄金色に実った稲を刈り取る仲新城さん
=22日、石垣市新川
【石垣】日本一早い「超早場米」の収穫が22日、石垣市新川の仲新城淳さん(77)の田んぼで始まった。石垣市内では長雨が続いていたが、ここ数日は好天で、田んぼが十分に乾いたことから収穫を始めた。例年より1週間ほど遅いという。
この日は、約5千平方メートルでコシヒカリを収穫。23日夕にも新米として市内スーパーなどに並ぶ。
今年1月に植えた稲は4、5月の寒さで成長が遅かったものの、食味は上がっているという。
仲新城さんは「立派なお天道さまが顔を出してほっとした。収量は例年より少ないが味はいいので、石垣の新米を楽しんでほしい」と呼び掛けた。
沖縄タイムス