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浦添に地域ヒーロー登場 (沖縄)

2013年5月28日 - スタッフ公式
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浦添に地域ヒーロー登場
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ポーズを決める5人組の「児童戦隊・ワラビンジャー」と
悪役の「フシンダー」=浦添市総合運動公園
(浦添市提供)
 【浦添】市内の子どもたちへ夢と勇気を届けに参上する正義のヒーロー5人組がいる。その名も“児童戦隊・ワラビンジャー”。
演じ手は市内11カ所ある児童センターの若手職員で、子ども心を深く知る上での登竜門として引き継がれている。
(平島夏実)
 ワラビンジャーは2005年に、児童センター20周年を記念して結成した。児童センターが市内の1校区に1カ所整備され、他市町村より充実している点や、0歳~18歳まで幅広い世代が交流できることをアピールすることが「使命」だ。人気は根強く、例年、市役所のこいのぼり掲揚式などで保育園児のハートをつかんでいる。
 「シュシュッと参上 シュシュッと登場 巻き起こせ、勇気のワラビン~」で始まるテーマソングは、東映制作の「忍風戦隊ハリケンジャー」の曲をアレンジしたもの。
 ベテランワラビンジャーの前川翔さん(26)=宮城っ子児童センター=は「恥ずかしさはあるけれど、子どもたちの反応がたまらない」と話す。
二段げりの際、レンジャースーツの上から履いた白い靴下が客席へ飛ぶというアクシデントも経験した。「最後のポーズを決めた後、保育園児の女の子が駆け寄ってきた。小声で『はい!』と言って、靴下を届けてくれたんです」
 大田惇樹さん(23)=まちなと児童センター=は今春、レンジャーデビューを果たした。「人前に出て何かやることは力になる」と先輩に勧められ、覚悟を決めたという。「子どもたちに『正体みせて』とねだられるけど、『最初からこんなだよ』と言って驚かせるんです」
 伸縮性のあるコスチュームから、髪の毛が突き出てしまうメンバーもいるが、その正体は秘密だ。
 ワラビンジャーの次回参上予定は、10月12日に市屋外運動場で開催する「児童センターフェスティバル」。
不審者をもじった悪役「フシンダー」と戦う。自治会などから出演依頼があれば、センターの人員体制をみて検討する。
   問い合わせは市保育課、
    電話、098(876)1234(内線3624)。
  沖縄タイムス

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