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ザ・ブーム24周年 熱唱 (OKINAWA)

2013年5月31日 - スタッフ公式
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ザ・ブーム24周年「島唄」熱唱
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スピードの島袋寛子も加わり、新曲を熱唱した宮沢和史
=読谷村・鳳ホール(よしもとアール・アンド・シー提供)
 デビュー24年を迎えたザ・ブームのライブが25日、読谷村の鳳ホールであった。ボーカルの宮沢和史は「沖縄でのツアーファイナル。これ以上の幸せはない」と語り、発表から20年以上も愛され続ける「島唄」など22曲を熱唱した。
 オープニングの「24時間の旅」のイントロが流れた瞬間に会場は総立ち。「ありがとう、沖縄」と宮沢が呼び掛けると、割れんばかりの歓声で応えるなどテンションは高い。
 24年間の歩みを伝えたいと「なし」「きっと愛してる」「星のラブレター」など懐かしい楽曲をパワフルに演奏し、会場を沸かせた。
 一転、日本や沖縄を意識するきっかけになったという「からたち野道」を宮沢がピアノの伴奏だけで披露。歌詞のメッセージ性と静かだが力強い歌声に、身じろぎひとつできない緊張感が漂った。
 後半は6月発売のアルバムを中心に展開。「やいま」「愛より」をじっくり聴かせた後は、「忘んなよ島ぬくとぅ」「情ションガイネ」「ひゃくまんつぶの涙」とアップテンポな曲で盛り上げた。続く「ひのもとのうた」では客席から指笛やカチャーシーも飛び出し、「シンカヌチャー」には琉球國祭り太鼓が登場するなど会場のボルテージは最高潮。
 ラストの「島唄」では賛否両論あった制作時のエピソードや歌に込めた思い、今後も歌い続ける理由を語り、ソウルフルな歌声を響かせた。
 アンコールの「世界でいちばん美しい島」には、スピードの島袋寛子がゲストとして参加。「不思議なパワー」などでライブを締めくくった。
(村井規儀)
 沖縄タイムス

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