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草刈って団結 優勝者には「金の鎌」(八重農生・沖縄)

2013年6月3日 - スタッフ公式
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草刈って団結八重農生 優勝者には「金の鎌」
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刈り取った草をはかりに乗せる八重山農高の生徒
=石垣市白保
 【石垣】八重山農林高校の伝統行事「草刈り大会」が5月28日、石垣市白保のカラ岳西側斜面で開かれた。優勝者には栄誉ある「金の鎌」が贈られるとあって、全校生徒約330人が炎天の下、カヤの刈り取りに挑んだ。
 大会は生徒の団結を育み教科実習で使う草を確保する一石二鳥のイベントで、毎年、ゴールデンウイーク中に実施してきたが、今年は悪天候で延期開催となった。
 競技が始まると生徒は鎌でカヤを刈り取り、計測するはかりまで草の束を背負ってカラ岳の坂道を往復。午後3時まで、青い海と南ぬ島空港が見下ろせる斜面で気持ちのいい汗をかいた。
 196キロで男子総合1位となった穂刈寿希亜君(3年)は「熱帯園芸科の団結力で、互いに声を掛け合って楽しく取り組めた。暑い日差しを浴びる植物の気持ちやクーラーがなかった時代の厳しさが分かった」と感想を述べた。
 男子1位以外の結果は次の通り。(敬称略)
 【男子】2位=島尻将吾(2年、146キロ)▽3位=平野亮弥(3年、136キロ)【女子】1位=上原美波(3年、71キロ)▽2位=砂川遥(2年、67キロ)▽3位=東のぞみ(2年、64キロ)
(奥沢秀一通信員)
  沖縄タイムス

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