県高校総体女子重量挙げ、福里悠(69㌔級)が優勝
63㌔級を制した宮古の福里 (右) と69㌔級3位の上原
=2日、 糸満市の沖縄水産高校
県高校総体重量挙げは2日、 糸満市の沖縄水産高校で大会2日目を行い、 女子63㌔級で福里悠 (宮古2年) がスナッチ (S) 73㌔、 クリーン&ジャーク (C&J) 85㌔のトータル158㌔の自己ベストで優勝を果たした。
また同69㌔級で上原美奈実 (同3年) がS55㌔、 C&J65㌔のトータル120㌔で3位に入賞した。 2人は標準記録を突破し、 7月19日から滋賀県で開催される全国高校女子ウエイトリフティング競技選手権大会への出場を決めた。
福里は3月に行われた全国高校選抜大会で準優勝した実力通り、 S、 C&Jの計6本の試技をすべて成功させた。
また自己ベストを8㌔更新し見事優勝を勝ち取った。 福里は 「緊張していたが、 自己ベストを更新することができてよかった。
6本の試技とも成功できたのはうれしい。 インターハイに向け、 一つひとつ練習を重ね、 けが無く、 ベストの状態で出場し、 優勝したい」 と意気込みを語った。
上原は初の全国大会に向け 「C&Jで目標としていた67㌔を挙げることができず悔しい。 インターハイは最後の大会になる。 悔いの残らないよう頑張りたい」 と話した。
渡慶次晃監督は 「福里は全国でも上位にいるが、 練習を積み、 今よりさらに上を目指し取り組んでいく。 上原は創部当初から取り組んでおり、 3年目で全国大会に出ることができた。
自己記録更新、 優勝を目指したい」 と期待を寄せた。
宮古新報