艶やかマンゴー 今期出荷始まる
買い受け人に競り落とされたマンゴーの伝票を確認する
沖縄協同青果の社員=3日、浦添市の県中央卸売市場
県産マンゴーの出荷が浦添市の県中央卸売市場で始まっている。台風上陸で2年続けて不作となったが、今年は春先の気温が高かったことから例年よりも2週間前後早く市場に出回っている。沖縄協同青果によると、今年は3年ぶりに500トン台に回復し、平年並みの出荷量となる見通し。
3日の競りには、豊見城産や今帰仁産のマンゴー計550キロが出荷された。威勢のいい競り人の呼び掛けに応じて、買い受け人が買値を手で合図し、次々と競り落としていった。
沖縄協同青果によると、この時期に出回るマンゴーのほとんどが県外に販売され、中旬ごろから徐々に県内での流通が見込まれるという。出荷のピークとなる7月中旬ごろには、最大で1日50トン前後が取引される見通し。
沖縄タイムス