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サガリバナ群落、 石垣市平久保・沖縄

2013年6月6日 - スタッフ公式
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サガリバナ群落、開花前に清掃 石垣市平久保
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サガリバナ群落の下草を刈る親子。左手前のつぼみは
まだ一部でしか見られない=石垣市平久保
 【石垣】夜間に開花し、爽やかな芳香を放つサガリバナの群生地の石垣市平久保の農道で、地元住民やボランティアらによる清掃作業が2日、実施された。開花は今月中旬に始まり、9月まで続く見込み。
 同群落は米盛三千弘さん(70)、邦子さん(61)夫妻が、畑のそばにあるのを2005年に発見。2人で河原の石を敷き詰めて遊歩道をつくるなど、見学しやすい環境づくりを進めてきた。
 現在は「ペーブク(平久保)サガリバナ保存会」も結成。同会の呼び掛けに応じた市民や市、環境省の職員ら約120人が、群落に至る農道300メートルの周囲の草刈りに励んだ。
 開会式で漢那政弘副市長は「サガリバナ群落は21世紀石垣観光の最大の発見。美しい星空に続く、夜の観光地として市も一緒に育てたい」とあいさつ。参加者は米盛さんの畑で9本のサガリバナを植樹した後、鎌を手に木々の下草を刈り取っていた。
 開花時期には同保存会が看板や通路を照らす照明などを整備する。三千弘さんは「地球規模で見ても素晴らしい場所。子や孫にこの木々を継承するとともに、多くの人に大自然に親しんでほしい」と話していた。
 サガリバナ群落は、平久保小学校を北向けに進み、県道206号の平久保橋から約200メートル直進して右折。農道を進んだ地点にある。
  沖縄タイムス

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