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技術競う ものづくりコン (宮古・沖縄)

2013年6月7日 - スタッフ公式
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17人が旋盤技術競う 県高校ものづくりコンが開幕
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真剣な表情で課題に取り組む宮古工業の砂川冴希くん
 第13回全国高校生ものづくりコンテスト沖縄大会 (主催・県工業教育研究会、 県高校文化連盟共催) が6日から、 宮古工業高校で始まった。 7日まで、 県内工業高校の代表17人が旋盤技術を競い合う。 初日は午後1時半から開会式が行われ、 同校の金城透教頭が 「授業や部活動で専門的知識・技能の習得に励んできた成果を、 この大会で発揮してほしい」 と激励した。
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ものづくりコンテストの開会式で、 力強く宣誓する
小禄くん (手前) =宮古工業高校
 同コンテストは、 「若い人たちの製造業離れが進み、 ものづくりの技術・技能の継承が危ぶまれている。
わが国の継続的な発展を維持するためには、 産業の発展を支える技術・技能水準の向上を図るとともに、 若年技術・技能労働者を確保し、 育成することが重要である」 として、 実施を通して高校生のものづくりへの関心を高め、 技術・技能尊重の社会的気運の醸成を図ることを目的として行われているもの。
 名護商工、美来工科、美里工業、 沖縄工業、 那覇工業、 那覇工業定時、 南部工業、 宮古工業、 八重山商工の9校17人が3組に分かれて課題に挑戦。 初日は宮工自動車機械システム科3年の砂川冴希くんら6人が登場し、 真剣な表情で取り組んでいた。 7日は2ローテ目の下地遼太くん (同2年) ら残り2組11人が課題に挑む。
 開会式では、 金城教頭が 「指導してくれた先生、 支えてくれる家族への感謝を忘れず、 最後まで力を出し切って悔いの無い大会にしてほしい。 練習の成果、 実力をいかんなく発揮し、 ケガや事故の無い大会となることを祈念している」 とあいさつ。
前年度優勝校・南部工業の小禄光一郎くん (3年) が 「感謝の気持ちを忘れず、 安全に美しく最後まで諦めずに時間内で仕上げることを誓う」 と力強く宣誓した。
 また宮工家庭クラブ2年生の岡美香さんらがプレーンクッキーやチョコチップクッキーなど手作りクッキーセットを選手全員にプレゼントし、 「少し割れたものもあるが、 おいしく焼けたので食べて頑張ってほしい」 とエールを送った。
宮古新報

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