沖縄、梅雨明け 平年より9日早く
石垣島は少雨状態続く
沖縄気象台は14日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて9日、昨年同様9日早い梅雨明けとなった。
梅雨期間は31日で、昨年より10日、1951年の統計開始以来5位と、短い梅雨の季節だった。
先島地方は本島地方に比べ、梅雨前線の影響を受けにくく、降水量は石垣島が64ミリ(平年比24%)、西表島49・5ミリ(同23%)、与那国島121ミリ(同57%)と、平年よりかなり少なかった。
梅雨明けした14日、石垣島は南からの湿った気流の影響で小雨がぱらつくところもあったが、15日以降は太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。
一方、石垣島地方気象台は14日、梅雨期間中の5月18日ごろから降水量の少ない状態が続いているとして少雨に関する情報第1号を発表。今後もこの状態が1週間続くことが予想されるとして、農作物などの管理に十分注意するよう呼びかけている。