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風刺コント大盛況 「主権回復の日」式典など(OKINAWA)

2013年6月17日 - スタッフ公式
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FEC、風刺コント大盛況 「主権回復の日」式典などnull
政府の「主権回復の日」式典のコントを演じる
演芸集団FECの団員たち
=15日、那覇市のパレット市民劇場
 演芸集団FEC(山城智二代表)の「お笑い米軍基地9」本島縦断ツアーが15日、那覇市のパレット市民劇場で始まった。
政府の「主権回復の日」式典や、式典に抗議する「屈辱の日」沖縄大会、沖縄戦によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)などを題材にしたコントを披露した。
会場は立ち見の観客が出るほどの盛況ぶりだった。
 「屈辱の日」大会のコントは、労働組合の呼び掛けで内容をよく理解しないまま参加した女性たちを演じた。
滑稽さの中に、大会慣れしてしまった県民の悲しみが浮かび上がった。
「主権回復の日」式典のコントでは天皇陛下や安倍晋三首相を演じ、式典と参加者の万歳三唱に疑問を投げ掛けた。
 企画・脚本・演出の小波津正光さん(38)は「普段は沖縄の問題に興味を持たない人が、お笑いをきっかけに関心を持ってくれればいい」と期待した。
友人と訪れた田本綾乃さん(28)は「面白かったけど、これだけ(多くの)コントを作れるくらい沖縄には問題があるんだと感じた」と話した。
 29日の名護市民会館での公演は席に余裕がある。
   問い合わせは 
  FECオフィス(電話)098(869)9505。
  琉球新報

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