14万トン大型クルーズ船が初寄港
那覇に寄港した大型クルーズ船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」
=15日午後1時すぎ、那覇港
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社(米国)が運航する日本初寄港の大型クルーズ船「マリナー・オブ・ザ・シーズ」(13万8279トン、全長310メートル)が15日午後1時ごろ、3136人の乗客と約1200人の乗組員を乗せて那覇港の若狭バースに到着した。
クルーズはシンガポール、ホーチミン、香港、那覇、済州島、上海を回る航路。オーストラリアやイギリス、アメリカなど欧米からの乗客が多数で、午後9時の出航まで首里城見学などを楽しんだ。
アジアの主要都市と並んで沖縄が航路に含まれていることについて、フレミング・ニールセン船長は「沖縄は世界中の人が訪れる観光地であり、乗客からの人気も高い。小さい島だが、世界でも名前は知られてきている」と話した。
初寄港の記念式典では那覇市の久高將光副市長、那覇港管理組合の藤田佳久副管理者が歓迎のあいさつを述べ、ニールセン船長ら乗組員に記念品と花束が渡された。
沖縄タイムス