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サトウキビ生産、宮古が約5割占める (沖縄)

2013年6月19日 - スタッフ公式
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サトウキビ生産67万トン、宮古が約5割占める
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【那覇支局】
県糖業農産課は18日、 2012│13年期サトウキビの生産実績を発表した。 県全体の生産量は前期比24・8%増の67万5346㌧。 このうち宮古地域は60・9%増の32万5567㌧と大幅に増加し、 県全体の48・2%を占めた。
 沖縄本島 (周辺離島含む) の生産量は2・7%増の25万6500㌧、 八重山は5・1%増の9万3279㌧だった。
 収穫面積は沖縄本島が0・4%減の6459㌶、 宮古13・2%増の4705㌶、 八重山11・4%増の1832㌶だった。
 作型別では夏植えが3・2%増の5450㌶、 春植え5・9%増の1865㌶、 株出しが8・3%増の5681㌶となった。 宮古・八重山地域では 「ハリガネムシなど土壌害虫に対する効果的な薬剤の普及により、 株出しの萌芽不良が改善されたことで株出し面積が増加した」 と説明している。
 10㌃当たりの収量は5197㌔で、 前期の4402㌔に比べて18・1%増加した。 このうち、 沖縄本島は3・1%増の3971㌔。 宮古は6919㌔だった。 台風被害が小さかったこともあって、 42・2%と大幅に増加した。 八重山は少雨等により生育が抑制され、 5・7%減の5093㌔となった。
 平均甘しゃ糖度は14・3度 (前期14・2度)。 甘しゃ糖の生産量は8万3269㌧で、 前期より31・0%増加した。 歩留は0・58ポイント増の12・18%。
 県では生産量について 「昨年より一定の回復は見せているが、 従前の80万㌧台の回復には至っていない」 とし、 国のサトウキビ増産基金 (沖縄分約15億円) を活用した増産対策を推進する方針。
▽経営・生産基盤強化
▽生産技術化対策│を柱に、 土づくりや担い手育成など地域の実情に応じた対策に取り組む。
 宮古新報

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