メニュー

糸満で良型タマン 人気の海岸(沖縄 )

2013年6月21日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

[有釣天]糸満で良型タマン 根強い人気の荒崎海岸
 知る人ぞ知るポイントであり、地元の釣り人を中心に根強い人気を誇っているのが糸満市喜屋武にある荒崎海岸。
本島最南端の荒磯で、文字通り鋭利に突き出た岩場が一帯に広がる。竿(さお)が出せるポイントは独特の地形を持ち、荒磯にしては周辺が浅く、ひとしきり前方で深く落ち込んでいく。
null
20日、糸満荒崎海岸で61センチ、2.94キロ
のタマンを釣った屋我星太さん。道糸3号、ハリス2.5号
 市在住の屋我星太さんは糸満海岸を広く探る釣り人で「仕事もプライベートも海と関わっていたい」と話す根っからの海っ子だ。
20日の早朝、友人二人と1・7号の磯竿を片手に新崎海岸を訪れた。
沖からのうねりが入り荒れ模様で海の中は確認できず。
そこでポイント対策は自重のある管付きウキで遠投して1ヒロ半(約3メートル)取った長ハリスにガン玉を多段打ちした。
イラブチャー系の魚を狙って配合ブレンドは麦を主体にした。
50センチクラスのガーラが群れで足元を泳ぎ去る。
null
チヌマン、ヒレーカー、イラブチャーにガーラの実績
など好フィールドの広がる糸満市新崎海岸
(干潮時)
 午前10時半、水深3メートルの底付近でオキアミをついばんだのはハマフエフキ(タマン)。張り出す海底の岩場の間を縫うように泳がさせて友人のタモに収まった2・94キロ。しばらくは地元通いに拍車がかかりそうだ。
null
25日、那覇港で54センチ、1・6キロのガーラ
を釣った謝名堂昌男さん
null
18日、浜比嘉島で35・7センチのカーエー
を釣った比嘉博之さん
null
27日、読谷海岸で53・5センチ、2・02キロ
のタマンを釣った渡久地健さん。エサはシガヤーダコ
null
19日、伊計島で715センチ、4・3キロのガーラと1・3キロのタマンを釣ったチームT・N・F・Cの井上慎悟さん
 結成間もない本島中部を中心とした釣りクラブチーム
T・N・F・Cに所属する井上慎悟さん。
メンバー相互の情報共有により広い範囲で旬の魚を追っている。西寄りの風が吹き付けた19日、追い風で狙える伊計島にスポットを当て、インターネット上の地図でポイントの検討をつけた。
向かったのは両方を岩場に挟まれた広い西側の砂浜。友人が砂浜に竿を立て、岩場側に立ったのは井上さん。鈴とケミホタルを頼りにシロイカの餌で魚を待つ。
遠浅の海なので午前0時過ぎの満潮がヒットゾーン。
午前1時、まず本命のタマンが姿を現す。
1・3キロとファーストヒットにしては満足のサイズ。
30分後にはひときわ大きな魚信が伝わるも、魚は確かな重量感を残してリーフエッジのある深場へ去っていった。
仕切り直しだとバリバス24号のハリスの先に餌をかけて待つと、午前2時にタマンモンスター10号の竿がしなる。「ついにきたか」とジリジリ出される道糸を少しずつ手繰り寄せ71センチのガーラを釣り上げた。
null
21日、宜名真海岸で109センチ、21.7キロ
のアーラミーバイを釣った小波津竜次さん
(釣りPower・名嘉山博)
  沖縄タイムス

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です