表情豊かにはつらつと演舞 八重高郷芸部壮行公演
大勢の観客詰め掛け
5年ぶりの全国大会出場に向けた八重山高校郷土芸能部(田場穂乃香部長、部員37人)の壮行公演が23日夕、石垣市民会館大ホールで開かれ、大勢の観客が詰めかけた。
同部は7月31日から8月2日まで長崎県島原市で開催される第37回全国高等学校総合文化祭2013「長崎しおかぜ総文祭」の郷土芸能部門に県代表として出場する。
全国大会の上位4校が東京の国立劇場で行われる全国高校総文祭優秀校東京公演に推薦されることになっており、出場権獲得に向け、日々稽古に励んでいる。
舞台は「鷲ぬ鳥節」で幕開け。「鶴亀節」の斉唱や舞踊「高那節」「鳩間節」「海上節」など多彩な演目が次々に繰り広げられた。
まきら保育園や同校空手部、同校カラーガード部、同校放送研究部が友情出演、同部OBも多数出演し、舞台に花を添えた。
全国大会出演演目で黒島の伝統芸能を盛り込んだ「今日が日ば 黄金日ば」では、踊り手と地謡が息のあった演舞をはつらつと披露し、会場から喝采を浴びた。会場は立ち見も出るほど大勢の市民が訪れ、躍動感あふれる舞台を堪能した。
八重山毎日新聞