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笠戸丸到着105年 先人を悼み法要[ブラジル]OKINAWA

2013年6月27日 - スタッフ公式
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[ブラジル]笠戸丸到着105年 先人を悼み法要
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移民の先人を悼み開かれた「開拓先亡者追悼大法要」
=ブラジル・サンパウロ市の日本文化福祉協会
 【堀江剛史通信員】
初のブラジル移民船「笠戸丸」の到着から105年となる18日、「開拓先亡者追悼大法要」がサンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会で開かれ、日系団体関係者ら約200人が先駆移民に対する感謝の念を新たにした=写真。
 1908年、笠戸丸に乗り込んだ781人のうち、約4割にあたる325人が沖縄出身。「金のなる木がある」とうたった募集条件とは、全く違う過酷な生活に辛酸をなめた初期移民の苦労を思いながら、来場者らは焼香した。
 17日には沖縄県人会会館で、95年から続く法要が執り行われた。三線による献楽が行われる中、約70人が献花した。両式典に参列した沖縄県人会の田場ジョルジ会長(74)=両親が東村出身=は「文化、芸能だけでなく先祖を敬う沖縄の伝統も大事にしたい。自分たちがなぜブラジルにいるのか、ルーツを確認するためにも来年からは若い人のさらなる参加を呼び掛けたい」と話していた。
  沖縄タイムス

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