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宮古物産、発信拠点に・ 島の駅みやこ

2013年6月28日 - スタッフ公式
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宮古物産、発信拠点に 島の駅みやこオープン
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オープニングに訪れた多くの人で賑う 「島の駅みやこ」
=平良久貝の同店内
 パラダイスプラン (西里長治代表) の 「島の駅みやこ」 が27日、 平良久貝の国道390号バイパス沿いにオープンした。
ファーマーズマーケット方式で地元産の農水産物加工食品を中心に野菜や果物、 軽食などを販売する。
宮古島漁業協同組合 (粟国雅博組合長) の直売店もテナントとして入り、 宮古のファーマーズでは初めて本格的に水産物を取り扱う。 同社では地元加工食品を島内外また海外へ発信する拠点として位置づけており、 漁協は地産地消による水産物の消費拡大とピーアールに期待を寄せている。
 店舗内には同社の雪塩関連商品や養鶏の直営店をはじめ漁協やベーカリー、 惣菜店のテナントが入っており、 商品の約3分の2が地元事業者による農水産物加工食品や精肉、 泡盛で占められ、 他にも旬のマンゴーや野菜など様々な商品を販売している。
また、 屋外では宮古そばやスイーツ、 漁協直売店で買ったものを座って食べられるスペースを設けている。 初年度は年間来客数30万人、 売上高3億円を目標としている。
 午前11時からオープニングセレモニーが行われ、 西里代表が 「これまでパラダイスプランで培ってきたものづくりや販路拡大のノウハウで、 宮古島のため何ができるか考えて作った施設。 宮古を元気にするものづくり、 宝島のように素晴らしい物を掘り起こせる島ということを発信する。 漁協や生産者、 事業所の協力でぶじオープンできた。 これを機に島の経済発展に貢献できれば」 とあいさつした。
 来賓の下地敏彦市長が 「こうした施設ができるのは本当にありがたいこと。 農水産物加工品などの宮古の産物すべてがそろっている。 宮古を発信する大きな基地になると期待している。
伊良部大橋が架かれば宮古の幹線道路になっていく。 ぜひ関係する企業と協力して賑いの拠点としてほしい」 と激励し、 関係者によるテープカットでオープンを祝った。
 同施設は製造業者や農水産業者が結集して島の材料を組織的に販売、 発信する場として設置。 西里代表は 「素材の提供だけでなく加工によって付加価値を与えた商品で離島経済を活性化させ、 雇用につなげていきたい。
島のものづくりを押し上げていきたい」 と目的を説明。 「人口5万人の消費だけでなく島内外、 海外まで販路を広げていきたい。 生産者にはこの施設を商品発信のプラットホームとして利用してほしい」 と呼びかけた。
  宮古新報

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