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 熱気球体験搭乗に3000人(八重山・沖縄)

2013年7月2日 - スタッフ公式
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国内最大の搭乗実績 熱気球体験搭乗に3000人
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波照間空港の活用へ
 竹富町(川満栄長町長)はこのほど、2012年度仲御神島周辺海域資源有効活用事業の報告書をまとめた。
同事業では空からの観光メニュー開発に向け、水上(水陸両用)飛行機、ウルトラライトプレーン(ULP)、モーターグライダー、熱気球を対象に試験運航を実施。
中でも、熱気球の体験搭乗は2月4日~3月16日に各離島で行い、延べ3124人が搭乗。「約1カ月間で3000人余りの搭乗者は国内最大の記録」(担当者)という。
 同事業は海鳥の繁殖地として国の天然記念物に指定されている仲御神島周辺海域で新たな魅力のある観光資源発掘・利活用を図ることが目的。沖縄振興一括交付金事業を活用し、総事業費は7180万円。
 調査結果では熱気球の体験搭乗を踏まえ、「約1カ月間で3000人以上の搭乗実績は町内の自然・観光資源のポテンシャルの高さを示しており、今後は景観、騒音、安全性の面に配慮しながら、運航の実施内容を検討することになる」としている。
 水上飛行機の試験運航では休止中の波照間空港も活用しており、小浜啓由企画係長は「海域資源を観光メニューにするために、最南端という地理的な優位性も生かしたスカイスポーツのメッカとなるような取り組みにつなげることができればと思う。事業者とタイアップして観光メニュー化を図っていきたい」と意気込みを話した。
 また「町内では日帰り観光が中心になっている中、今回の調査結果を着地・滞在型観光につなげられるよう、既存の観光メニューをより一層、高めていくことに活用したい」と話しており、すでに大手旅行社やほかの自治体からの問い合わせもあるという。
  八重山毎日新聞

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