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[有釣天]上げ潮狙いでカースビー (OKINAWA)

2013年7月5日 - スタッフ公式
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[有釣天]上げ潮狙いでカースビー 三重城港でガラサー
ゴマフエダイ(カースビー)は砂泥地を好む代表的な魚。食味以上に話題になるのは釣り師の闘争本能をかき立てる勇猛な暴れ方を見せる点。雑食性で好奇心が強く、派手なカラーのルアーにも果敢にアタックしてくる釣り人好みの魚である。
 本島西海岸、水深6メートルほどある30メートル先の海底へ投げ込むと、「決まってミーバイかカースビーが釣れる場所がある」と話すのは北谷町の大城翼さん。砂泥地らしく根掛かりはほとんど無いようだ。これまでに最高61センチを筆頭に毎年数匹の釣果を手にしている場所で、1日の夜の上げ潮時を狙ってナイトフィッシング。ターゲットをおびき寄せるために生きボラの餌を18号のタマン針に掛けた。午後10時30分、小刻みに震える竿(さお)先とともに反応が現れるが、しばらく放置しておくと餌だけが取られている。新鮮なボラに付け替えて、2度目の挑戦。今度は誘導天秤(てんびん)仕掛けがうまく魚を仕掛けに乗せた。午前3時すぎの納竿までに2・45キロと1・97キロを仕留めて釣り場を後にした。
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2日、本島西海岸で2・45キロと1・97キロのカースビー
を釣った大城翼さん。タマン竿10号、リール6000番
 水深もあり数多くの魚種が顔を見せるのは那覇市の三重城港。大型ガーラをはじめとする回遊魚からフカセ釣りで狙う中層の魚、ガラサーミーバイなどの底物魚など多様な魚影が潜んでいる。那覇市の新里光さんは、以前から水深7メートル近くあるポイントにはガラサーミーバイが潜んでいると予測。初めてポイントを探った時から針に掛けた餌のウニを攻撃する魚信で、予測は確信に変わっていた。
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5日、三重城海岸で2.3キロのガラサー
を釣った新里光さん。
道糸PE20号、ワイヤー37番、針14号
5日午後2時にポイントを訪れて、狙い通りに37番のワイヤーと14号の針にウニを2個掛けして、底を1メートル切った棚設定でアタリを待つ。少し潰したウニから漂う匂いにつられてグイグイと頭をもたげるダイワのインターライン竿。
午後4時、ついに「三段掛かり」とも表現される独特の弧描で落ち込む竿先を目にした。51センチ、2・3キロだったが、近くにいた警備員をして「ほとんど釣り人がいない」という場所で貴重な釣果を手にした。
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2日、泡瀬漁港で39センチのミーバイを釣った
チームコザ釣り侍の當眞健一さん
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9日、那覇港で52・6センチ、2・1キロのカースビー
を釣った宇栄原宗一郎さん
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6日、金武海岸で49.5センチ、1.98キロ
のミーバイを釣った堀井慶輔さん。餌はタコ
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9日、那覇一文字で42センチ、1.68キロ
などのガラサーミーバイを数釣りした
YFCの金城善彦さん
(名嘉山博・釣りPower)
  沖縄タイムス

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