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稲刈り汗びっしょり 八重山西表・沖縄

2013年7月6日 - スタッフ公式
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稲刈りに汗びっしょり 西表校が体験学習
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米どころならでは  
【西表】
西表小中学校(盛本哲夫校長)の「稲作体験学習」の稲刈りがこのほど行われ、児童生徒や教職員、保護者らが精を出した。
 今年は梅雨入り後も雨が少なく、稲の生育が早まったため、うるち米の収穫は予定を繰り上げて先に済ませ、この日は黒紫米、もち米を刈り取った。
 強い日差しのもと、首にかけた手ぬぐいで汗をふきながら、鎌を使って稲を刈ると、低学年の児童が稲の束を脱穀機まで運んで、足踏み脱穀機に掛けた。
 足で踏みながらもみを飛ばす脱穀機はいつも児童たちに人気。学校の稲刈りが初めての1年生たちは、脱穀機を反対に回転させたり、勢いに手をはじかれそうになったりしながらも、先生に手を貸してもらいながら作業を行った。何度も脱穀機の列に並び「機械で脱穀するのが面白い」と感想を話す児童もいた。
 一部の稲は地域の古見代志人さんのコンバインで脱穀して袋詰めを行い、機械が好きな子どもはコンバインの作業をずっと見つめていた。
 稲刈り終了後は全員で「仲良田節」を歌い、祖納岳に声を響かせた。
 この日だけで真っ黒に日焼けした児童生徒らは地域の人が提供した甘いパインで疲れを癒やした。
(曽根田容子通信員)
八重山毎日新聞

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