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大自然舞台に サニツ浜カーニバル (宮古島・沖縄)

2013年7月9日 - スタッフ公式
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大自然舞台にイベント サニツ浜カーニバル
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サニツ浜カーニバル浜競馬で宮古馬を走らせる騎手たち
=7日、 下地与那覇サニツ浜
 第23回サニツ浜カーニバル (主催・宮古島市など) が7日、
下地与那覇のサニツ浜で開催された。
干潮時に現れる広大な干潟を舞台に浜競馬や綱引き、 宮古角力、 水中駅伝など砂浜を生かしたスポーツイベントが行われた。
焼けつくような真夏の日差しが照りつける中、 大勢の市民が参加して干潟の祭典を楽しんでいた。 与那覇湾は昨年、 水鳥の生息地として国際的に貴重な湿地を認定するラムサール条約に登録されている。
 浜競馬には宮古馬6頭が出走。 元中央競馬トップ騎手の岡部幸雄さんも 「空号」 で参加した。
ふだんレースに慣れてない宮古馬を騎手たちは懸命に操り、 干潟をさっそうと走らせていた。
優勝したのは祖父与那覇勝利さんの 「きゃーん号」 に乗った森坪真愛弥さん (宮古総実高1年)。 小学5年から毎年出場し、 初めての優勝に 「岡部さんがうまく誘導してくれたので優勝できた。 とても嬉しい。 来年も出場したい。 宮古馬はとてもかわいくて宮古の宝物だと思う」 と話した。
与那覇さんも 「まさか優勝するとは思わなかった」 と孫の活躍を喜んでいた。 競走を終えた宮古馬は体験乗馬で子どもたちを乗せ、 砂浜の散策を楽しませていた。
 宮古角力には地元をはじめ本島や久米島、 石垣島からも選手が出場。 重量級は手に汗握る力勝負、 軽量級は多彩な投げ技などで会場を沸かせた。 団体戦は12チームで争われ、 決勝は久米島Aと名護の選手で構成する五宝建設が対戦。
五宝建設が先制すると中堅では久米島が取り返し、 大将戦でも互いに1本ずつ奪い合う好勝負となったが、 最後は久米島の佐久川治幸が投げの打ち合いを制して連覇を達成した。 サニツ浜は初出場の佐久川は 「強い相手に勝てて嬉しい。 自分の角力ができて良かった。 みんな中途半端にならなかったので優勝できた。 何連覇でもしたい」 と話した。
 綱引きはレディースの部決勝では、 ぱんだる50㏄チーム同士が対戦して月組が優勝、 一般男子は宮古港運が連覇した。
この他、 水中駅伝やビーチドッジボール、 少年サッカー、 10人11脚競走、 グラウンドゴルフ、 宝さがしなどが行われた。 会場には出場者だけでなく大勢の市民が訪れ、 夏の干潟の祭りを楽しんでいた。
宮古新報

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