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スカイマーク、10日から就航 石垣―那覇 (沖縄)

2013年7月10日 - スタッフ公式
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スカイマーク、10日から就航 石垣―那覇
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低価格競争に突入 1日4往復、8便運航へ
 格安航空チケットで知られるスカイマーク(株)(西久保慎一社長)は10日から、石垣ー那覇便で1日4往復8便の運航を開始する。当日購入可能な普通運賃は片道5000円と、県の一括交付金事業が活用されている他社の現行離島割引運賃(片道9400円)を大幅に下回る設定。同社の参入により、他社は事前購入チケットの割引率を拡大して追随するなど、石垣ー那覇間の航空運賃は全体的に下がっている。
 機材はボーイング737ー800型(177席)。往復8便の提供座席数は1416席で、同社を含む全提供座席数6188席の約23%のシェアを占める。南ぬ島石垣空港の主要路線の那覇間はこれまで以上に太くなる。
 同社の低価格運賃設定に伴い、日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日空(ANA)などの他社も3日前購入で4800円から、1日前購入で4900円からの運賃を設定するなど割安感をアピール。ス社は21日前予約チケットで3900円とさらに引き下げを図った。
 一方、JTA、ANAの当日購入可能な離島割引運賃は、1万6100円と従来の水準に戻る。この水準の運賃は、県が着陸料などを減免する分を原資として設定されているもの。
 これに対しては市議会が「この運賃設定では、離島住民の移動に大きな支障を来すことはもとより、生活を圧迫する要因となることは明らか」として県に減免制度の強化や新たな制度・施策の導入、両航空会社には運賃低減を求める要請決議を全会一致で可決。今月中旬に要請する予定だ。
  八重山毎日新聞

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