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 最新鋭機「4D2U」導入 (石垣島天文台・沖縄)

2013年7月10日 - スタッフ公式
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石垣島天文台 最新鋭機「4D2U」導入
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特殊メガネをかけ、宇宙を3次元で見る最新の
映像システムを体験する招待客
=石垣島天文台「星空学びの部屋」
 【石垣】
石垣島天文台(宮地竹史所長)はこのほど、一括交付金を活用し、最新の天文学研究を立体映像で鑑賞する「4D2U(フォーディートゥーユー=4次元デジタル宇宙)」を導入。4日、関係者を招いて内覧会を開いた。
 同システムは国立天文台が研究開発したもので、宇宙の星を3次元の立体地図として、「時間」の流れの1次元と合わせ映像で再現している。全国の研究施設約10カ所で導入されているが200インチのフルハイビジョンで、目が疲れにくい最新の視聴方式を導入したのは全国でも初めて。
 映像はスーパーコンピューターが解析した宇宙発生のイメージ動画や、約137億光年先の「宇宙の果て」の様子も紹介できる。
 2012年度の一括交付金事業で、約6千万円かけて同システムや望遠鏡10台を整備した「星空学びの部屋」として5月に完成した。
 宮地所長は「データを更新し、最新研究の宇宙が目の前で見られる。宇宙旅行する気分で観賞し、学んでほしい」と呼び掛けた。星空学びの部屋は7月中旬までは団体客のみ予約を受け付け、個人は夏休みに入る7月下旬ごろから予約で対応する。
  問い合わせは同天文台。電話0980(88)0013。
  沖縄タイムス

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