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自慢のゴーヤー競う (OKINAWA)

2013年7月12日 - スタッフ公式
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自慢のゴーヤー競う 品評会で栽培談議
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重量勝負で優勝した比嘉さん(左から2人目)ら上位に
入った愛好家ら=7日、浦西公民館
 【浦添】
ゴーヤーの重量や美しさを競う「浦西ゴーヤー品評会」が7日、浦西公民館であり、ゴーヤー愛好家が自宅で育てた自慢の1本を持ち寄った。5センチほどのミニサイズから、子どもの太もも大に育ったものまで計32本の応募があり、重量勝負では、比嘉知光さん(56)の940グラム(42センチ)が1位に輝いた。浦添市内を中心に活動するバンド「がらがらどんファミリー」がステージを盛り上げ、参加者はゴーヤーチャンプルーを囲んで栽培談議に花を咲かせた。
 品評会は2011年に始まり、昨年は台風による不作で中止した。同じ品種の苗2本を各自が工夫して育てた。県農業研究センター前所長の坂本守章さん(60)が審査員を務め「ゴーヤーは、枝分かれした茎から遠くに実るほど長く育つ。手前の実は早めに摘果して」などとアドバイスした。
 比嘉さんには「来年のうりずんにもゴーヤーを植え、収穫物を地域に分け与えるように」とユーモアたっぷりの賞状が贈られた。妻の理恵子さん(55)は「『あんたなんか、なんでこのゴーヤー食べないで伸ばしているの?』と近所の人に不思議がられたけれど、種を分けたりして交流が深まった」と笑顔であいさつした。
 参加者の中には、収穫日が品評会のタイミングに合わなかったために、わざわざ冷凍庫で保存しておいて持ち込むほどの“熱血漢”もいた。
 主な受賞者は次の通り。(敬称略)
 【2位】仲村勇890グラム【3位】棚原有生885グラム【4位】棚原康治880グラム【5位】国吉真吉860グラム
  沖縄タイムス

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