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中休みに出荷場建設へ (宮古島・沖縄)

2013年7月13日 - スタッフ公式
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JAおきなわ、中休みに新集出荷場建設へ
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JAおきなわ宮古地区本部の新しい集出荷場建設
の予定地=市内平良西里
 JAおきなわは、 宮古地区の新しい農産物集出荷場を市内平良西里の中休みに建設することを決定した。 宮古島内4カ所の集出荷場を統合し、 広さは現在の城辺集出荷場の約3倍と県内でも最大規模となる。 マンゴーとゴーヤー併用選別機などが導入され、 航空・船舶の品目別の集荷スペースが設けられる。 10月頃には着工し、 来年4月の供用開始を計画。 規模拡大と効率的な出荷体制により、 出荷野菜・果樹の生産増加を目指していく。
 宮古ではトウガン、 カボチャ、 ゴーヤー、 マンゴー、 オクラなどが拠点産地品目となっているが、 市場や量販店等の多様化するニーズへの対応、 また共選共販体制の確立が課題となっている。 一方で拠点産地品目を中心として今後も出荷量の増加が見込まれることから集出荷場を整備し、 一元出荷体制の構築や流通販売コストの低減、 農家所得の向上、 意欲的な農家の育成に取り組んでいく。
 国県の特定地域経営支援対策事業として実施。 事業費は約6億3700万円。 先月末の同農協総代会で事業が承認された。
城辺線沿いの旧宮古農業改良普及センター (現農村青少年教育センター) 西側に建設される。 面積は3260平方㍍。 県内初のマンゴー・ゴーヤ併用選別機や冷蔵庫、 糖度計などを導入する。 ゴーヤーやインゲン、 オクラなどフライト品目、 トウガンやカボチャ、 メロンなど船舶品目で集荷場を分けている。
 新集出荷場の建設に伴い、 出荷量を現況の1669㌧ (09~11年度平均) に対して供用開始から18年度までに2940㌧と約76%伸ばす計画を立てている。 JA宮古地区営農センターでは 「宮古島内の集出荷を一元化し共選共販を強化することで増加する品目も出てくる」 と期待する。
 宮古新報

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