小学生に「地元講座」 具志川商生徒34人
勝連城跡についてクイズなどで学び、交流した具志川商業高校生と川崎小学校の児童=8日、うるま市立川崎小学校
【うるま】
地域の資源を生かし、観光業で働く実践力を付けようと8日、うるま市の県立具志川商業高校リゾート観光科の3年生34人が市立川崎小学校を訪れ、4年生を対象に勝連城跡の構造や歴史、阿摩和利や百十踏揚など歴史上の人物について授業した。同学科では初の取り組み。
高校生たちは、クイズなどを通して分かりやすく勝連城跡の魅力を紹介。児童たちは目を輝かせて聞き入っていた。
具志川商業高の島袋貢教諭は「校内で学ぶ知識だけでなく(観光業の)実践力を育成したい」と話す。10月に、川崎小4年生を勝連城跡に案内する実習を行う予定だ。
琉球新報