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[カナダ]トロント球陽会 料理持参で交流・OKINAWA

2013年7月17日 - スタッフ公式
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[カナダ]トロント球陽会 料理持参で交流
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会員持参の料理に舌鼓を打ちながら交流を深めた
トロント球陽会のピクニック
=カナダ・トロント郊外のトムソン記念公園
 【小橋川慧通信員】
トロント球陽会(マリアン・神山・レフェーブ会長、父親は読谷村出身)は16日、トロント・ダウンタウン郊外のトムソン記念公園で恒例のピクニックを行った。家族連れや友人ら約70人が参加して、親睦を深めた。
 マリアン会長から新しい参加者として、3月から英語の勉強で来ている大学生の島袋祥子さん(宜野湾市)、安次嶺瑛子さん(那覇市)、上江洲ひかるさん(南城市)が紹介された。
「沖縄から来ると、トロントの3月は寒かったのでは」と尋ねると、安次嶺さんは「寒かったので部屋に閉じこもり、おかげで勉強ができた」と答えた。
 参加者は、会員持参の自慢の手料理を楽しみながら近況報告に熱中。北米ではニューヨークに次ぐ2番目の規模になる日本映画祭が市内で開催中で、前日に上映された山田洋次監督の「東京家族」が話題になっていた。
 レクリエーションでは、木の枝につるした、ティモシー・阿嘉さん(父親は首里出身)手作りのクモの形をしたピニャータ(くすだま)を「スイカ割り」のように、年少児から順次目隠しをして、周囲の声を頼りにクモの脚をたたいて中に詰まっているキャンディーを落とすゲームやリサ・神山さん(読谷村出身)の指導で、次第に間隔を伸ばしてパートナーに生卵を投げ渡すゲームがあった。
うまく卵をキャッチできずに、顔や洋服を汚すと、本人も見物人も大爆笑。夫婦だけでなく祖父と孫といったほほ笑ましいペアもあり、幼児から高齢者までが楽しんだ。 
 8カ月前にダウンタウンの東側にオープンした焼き鳥中心の居酒屋「ざっ串」の店長を務める玉那覇博さん(糸満市出身)も今回のピクニックに参加した。
玉那覇さんや今年1月に開店したラーメン屋「良次」店長の上地耕太さん(宜野湾市出身)ら、外国で事業を始めた新移住者の野心。英語の勉強で単身トロントへ来た3人の女子大生の意欲。県人会に新しい風が感じられる一日となった。
  沖縄タイムス

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