アバサー稚魚みっけ 台風で迷子に?
近海で見つかるのは珍しいというアバサーの稚魚
=17日午後、南城市・知念海洋レジャーセンター
【南城】
県民の味「アバサー汁」で親しまれるハリセンボン(アバサー)の稚魚4匹が14日、南城市知念近海で見つかった=写真。
沖縄美ら海水族館によると稚魚は夏の間、沖合で生息しているとみられ、成魚のように近海で目にすることは珍しい。台風7号による潮流の変化が原因とみられる。
知念海洋レジャーセンターの屋比久敬裕さん(43)は「25年海の仕事をしているがアバサーの稚魚を見るのは初めて」と驚く。稚魚は体長1~1・5センチ。
沖縄タイムス