「黒糖は栄養たっぷり」
砂川小で消費拡大キャンペ
「おいしい」 と黒糖蒸しケーキなどの給食を笑顔で
ほおばる児童たち=砂川小学校ランチルーム
県宮古農林水産振興センター (前田幹男所長) は18日、 9月6日 (黒の日) までの黒糖消費拡大キャンペーンの一環で、 市立砂川小学校 (久貝勝宣校長) に多良間島産黒糖を提供し、 全児童72人と教職員分の給食に黒糖蒸しケーキを登場させた。 口いっぱいに頬張った児童は 「おいしい」 と笑顔を見せていた。
県では、 県産黒糖の販売促進及び周知啓発を図るため、 5月10日の 「黒糖の日」 から9月6日の 「黒の日」 までを黒糖消費拡大キャンペーン期間として設定し、 県内外で各種イベントを展開している。
午後零時20分から始まった給食では、 はじめに同センターの計良貴子さんが 「黒砂糖の良さをみんなに知ってもらい、 おいしく食べてほしいとキャンペーンを実施している。
きょうは調理場に黒糖を提供し、 蒸しケーキを作ってもらった。 夏休みも黒砂糖やサトウキビのことを調べてほしい」 と呼びかけた。
宮古製糖の宮里和芳総務部長が 「黒砂糖はお父さんやお母さん、 おじいちゃん、 おばあちゃんが一生懸命育てたサトウキビから出来ている。
すぐそこの城辺工場では白砂糖の原料を作り、 多良間工場では黒砂糖を作っている。 黒糖は栄養分がたくさん入っていておいしいので、 おやつに食べてほしい。 お土産もあるので、 家族で味わってほしい」 と説明した。
宮古新報