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「技術でエコの島貢献」 宮古島工作倶楽部・沖縄

2013年7月19日 - スタッフ公式
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「技術でエコの島貢献」 宮古島工作倶楽部を設置
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 地域でものづくりの優秀なエンジニアを育成して製造業の活性化を図ることなどを目的に、 一般社団法人宮古島工作倶楽部 (下地信輔代表理事) がこのほど設立された。
現在は小型EV車の製造に取り組んでいるが、 将来的にはエコアイランドの実現に向けた技術的貢献、 育成した人材の受け皿などを目指していく。
 現在は宮古島市の島しょ型スマートコミュニティ実証事業の一環として、 ものづくりネットワーク沖縄と連携して小型EV車の製造を行っているが、 同倶楽部理事の下地隆之さん (まるちくタクシー代表) は 「来年は宮古オリジナルのEV車を設計、 開発していく」 と意気込んでおり、 平坦で面積の限られた宮古島はEV車の走行に最適な環境と強調する。
 車両だけでなくEV車の課題である充電と航続距離の解決のため、 脱着式のバッテリー開発や交換所の設置、 故障・アクシデントへの対応など実用に向けた条件整備にも取り組む。 今後は市が進めるエコアイランドやスマートエネルギーアイランドの実現で必要とされる機械設備の製造や維持管理なども行う。
 宮古では高校を卒業すると大半の生徒は島を離れていくが、 下地さんは 「地元の優れた人材を生かしたい。
地元に残って技術を生かせる仕事、 研究や開発も含めたものづくりをさせたい。
しっかりとした受け皿になるため将来は会社化も目指したい」 と人材の育成・確保にも意欲を見せた。
宮古新報

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