勝山シークヮーサー、国際大会で☆☆☆
2年連続で国際味覚審査機構の最高評価
「三ツ星」を獲得した勝山シークヮーサーの
山川良勝代表(前列中央)ら
=18日、県庁
農業生産法人の勝山シークヮーサー(名護市、山川良勝代表)が製造・販売する「勝山シークヮーサー」ジュースがこのほど、世界の飲食料品を評価する国際味覚審査機構(iTQi)の食品コンクールで最高評価の「三ツ星」を獲得した。
三ツ星受賞は2年連続で、製品を味わった印象や外観、香りなど五つの判定項目で高い評価を受けた。
勝山シークヮーサーは同市勝山周辺で栽培された実を買い取って農家の安定収入につなげようと、2005年に設立。
原料の栽培から製品化までのトレーサビリティー(生産流通履歴)を強化し、施肥状況や農薬の種類、使用量、搾汁日などを記録している。収穫翌日の新鮮なうちに搾汁し、傷物や異物が混入しないよう安定品質の製品づくりにこだわっている。
18日、県庁に山城毅農水部長へ受賞報告をした山川代表は「受賞は農家や社員の自信となる。いいものを作れば海外にも出していける。生産は台風の影響も出やすいが、安定供給できる体制を整えていきたい」と抱負を述べた。
沖縄タイムス