参院選:糸数氏激戦振り返る「敗戦の弁も考えた」
当選から一夜明け、新聞に目を通す糸数慶子さん
=22日午前7時、那覇市内
参院選から一夜明けた22日朝、沖縄選挙区で3選を果たした糸数慶子氏(65)は那覇市の自宅で報道各社の取材に応じ、「参院選で初めて敗戦のコメントを準備していた」と明かした。
自民党公認の安里政晃氏(45)とは約3万3千票差で、自身の参院選では最も少なかった。「途中、厳しいかもしれないと思った。票差にも出ている。重く受け止めなければならない」と語った。
前夜は共闘した比例候補などの事務所を回り、1時間ほどしか寝ていないという。連携してきた参院議員の落選に涙もみせたが、「責任がズシリと重くなった」と引き締まった表情で話した。
沖縄タイムス