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福島県二本松市の家族が保養 ( 宮古島・沖縄)

2013年7月26日 - スタッフ公式
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福島県二本松市の家族35人が宮古島で保養
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宮古島に到着し、 実行委員らと記念撮影に納まる
福島県の家族ら=24日夜、 宮古空港
 東日本大震災の被災地・福島県二本松市の家族に宮古で保養してもらう 「うむい宮古島保養プロジェクト満月」 (主催・同実行委員会) が24日から始まった。 同日夜に一行総勢35人が到着し、 実行委員ら関係者が歓迎。 実行委員長の下地昌伸さんは 「ゆっくり楽しみ、 子どもたちに元気になってほしい。 一回だけの打上げ花火で終わらず10年は継続して取り組みたい。 皆さんと親戚になるという気持ちで取り組み成功させていきたい。 まずは笑顔で歓迎したい」 と意気込んでいた。
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航空機機体の見学などを楽しんだ福島と宮古の家族ら
=宮古空港
 同プロジェクトは、 「うむい宮古島 (藤井一郎会長)」 を中心に 「しましまピース」 「復興支援ライブ」 の3団体が実行委を結成。 メッセージボードを手にした市民らが日付ごとに登場する 「笑顔カレンダー」 を販売し、 多くの個人・団体・学校・事業所の協力を募るなど資金造成に取り組み、 着々と準備を進めて来た。
城辺友利の郊外型エコハウスや周辺の民宿、 一般家庭にホームステイしながら南国の生活を体験し、 29日まで滞在する。
 24日夜は宮古空港に到着した一行を受け入れ家族ら関係者が出迎え、 「ようこそ宮古島へ」 と声を揃えて歓迎。 集合写真を撮影したあと、 市内のレストランに移動してオリエンテーションと夕食会を行った。
団長を務める佐々木るりさん (40) は 「ようやく影響の無い所に来られてホッとした。 2年経っても外遊び等が制限されて、 うちも家の敷地内から出していない。 まず水遊びや砂遊びをしたり、 花に触ったりして自然を楽しみたい」 と期待を寄せていた。
 佐々木さんの娘の如恩 (のの) ちゃん (6) は 「海で泳いで、 魚を見たりしたい」 とはにかんでいた。 佐々木さんは 「昨年1カ所、 ことし2か所の海岸で海開きがあったが、 震災後は福島の海で泳ぐ人はめったにいない」 と説明していた。
 25日は日本トランスオーシャン航空 (JTA) 宮古支社の協力で航空機見学をが行われた。 機体を直に触り、 絵はがきや学習ノート、 クリアファイル、 シールなどのプレゼントを受け取ったあと、 三好瞬機長らとともに記念撮影に納まった。 松本光太郎くん (10) は 「3回ほど乗ったけれど、 機体に触ったことは無かったので良い体験ができた。 迫力があった。 海で遊ぶのが楽しみ。 サトウキビも食べてみたい」 と感想を話していた。
   宮古新報

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