ハブエキスでツヤ肌めざす 観光客向け商品化
ハブのエキスを配合した「琉球美肌フェイスマスクシート〈ハブ〉」の発売をPRするうるまバイオの谷口香織さん(左端)とおきなわワールドの「ハブラブガールズ」たち=24日、県庁
化粧品の開発と製造・販売などを手掛けるうるまバイオ(うるま市、田中麻里社長)はこのほど、ハブのエキスを配合した「琉球美肌フェイスマスクシート〈ハブ〉」を商品化した。同社の「琉球美肌」シリーズの第6弾で、ハブ博物公園を運営しているおきなわワールド(南城市、大城宗憲社長)との共同開発。主に観光客向けに、年間10万枚の販売を目指す。
琉球美肌シリーズに共通のオキナワモズクエキスにハブ脂を加え、肌の保湿とハリツヤ効果を期待できるという。ハブから連想する森のイメージをティーツリーとラベンダーの天然アロマ成分で演出。
内容量は27・5ミリリットルで価格は399円。おきなわワールドほか土産品店、ホテル、コンビニエンスストアなどで順次販売する。
琉球美肌シリーズは、ハイビスカスやシークヮーサー、月桃、泡盛、黒糖など、沖縄ならではの香り成分を配合した「ご当地コスメ」。2010年2月の発売開始から62万枚を売り上げているという。年間の来場者が100万人を超えるおきなわワールド初のプライベートブランド商品として売り込む。
24日、県庁で会見したうるまバイオの谷口香織さんは「ハブのイメージの香りを出すのに苦労した。天然アロマ配合で肌に優しく、香りにも癒やされ、疲れも取れると思う」とPRした。
沖縄タイムス