星野夏まつり盛況 観客、多彩な演目楽しむ
「2013人魚の里星野夏まつり」(同実行委員会主催)が27日夕、星野公民館前広場でにぎやかに開催された。
今年で9回目を迎えたまつりでは、星野に伝わる人魚伝説の紙芝居や「星」にちなんだ星空観察のライトダウンも行われ、参加者は美しい星空を満喫。会場には集落外からも大勢の人々が詰めかけ、地域挙げての手づくりイベントを楽しんだ。
星野地区は63年前、沖縄本島大宜味村などからの計画移民が築いた地域。地域活性化と交流を目的に、20年以上前に行われていた「盆踊り」を復活させようと、05年から夏まつりが行われている。
まつりは、「古里を大切にしよう」と、星野にIターンした若者たちを中心に、本土から移住してきた人や地域おこしの趣旨に賛同した三川青年会も協力し準備を進めてきた。
舞台では、地域子ども会のエイサーや女性部による「桃里節」、創作ダンス、県内外で活躍するミヤギマモルさんのライブやウイングキッズリーダーズのダンスが披露された。
また、コスプレ大会やかき氷早食い大会、お楽しみ抽選会など多彩なプログラムがあり、参加者は美しい夜空を満喫しながら夏まつりを楽しんだ。
八重山毎日新聞