「しまくとぅば」語り継ごう 沖縄市で同好会結成へ
笑築過激団の玉城満座長(左)の話を熱心に聞き入る
準備委員会のメンバー
=沖縄市・中央パークパベニューの「ゆんたくまちや」
【沖縄】シルバー世代から若者に語り継ごう「しまくとぅば」を-と、沖縄市園田の親泊善雄さん、元小学校音楽教諭の玉城朝子さんらが呼び掛けた「市しまくとぅば同好会」結成準備会が24日、中央パークアベニューの「ゆんたくまちや」であった。
親泊さんは「途絶えようとしている、しまくとぅば文化を後世に伝えたい」と話した。
発足後、会ではしまくとぅばによる交流会や創作劇、コント、琉球文学の読み聞かせ会などを開きたいという。
準備会では、笑築過激団の玉城満座長が「しまくとぅばあれこれ」の題で講話した。
玉城座長は「うちなぁぐちは中国、大和口も入り交じったものも多く、それがしまくとぅばとして定着している。地域によっては隣接の集落でも発音の仕方で意味が異なる。それがしまくとぅばの妙味」と話し、自作の「ゴーヤーチャンプルー由来記(ユレーチ)」を熱のこもった一人芝居で披露した。
(翁長良勝通信員)
沖縄タイムス