「観光の日」、空港で歓迎キャンペーン
「観光の日」 となった8月1日、 宮古島市 (下地敏彦市長) など関係団体によるイベントキャンペーンが宮古空港で行われた。 東京直行便で到着した来島者をミス宮古や市イメージキャラクター 「みーや」 たちが歓迎。 この日限定の記念ストラップ付き上陸認定証をはじめ黒糖や雪塩、 パンフレットなどが配られた。 また空港ロビーでは宮古で開催される各種イベントのポスター展も行われている。 きょうからは東京都の世田谷祭り、 引き続き県の韓国での販促活動に参加するなど宮古観光を積極的にピーアールしていく。
この日午前9時50分に到着した東京直行便は満席となり、 大勢の観光客が来島した。 到着ロビーではミスティダの岩崎つかささん、 ミスブーゲンビレアの下地陽子さん、 特別観光PRスタッフとなったなかよし学童の小学生たちが上陸認定証や記念品を手渡した。 また宮古島東急リゾート職員の 「シンカヌチャ」 が勇壮なエイサーを披露。 紫イモお菓子の試食とアンケートも行われた。 この歓迎に観光客たちも驚きとともに笑顔をみせ、 さっそく旅の記念に 「みーや」 と一緒に写真を撮る子どももいた。
一日限定の上陸認定証には宮古方言が紹介されている。
記念品はパラダイスプランが雪塩のキャンディーや雪塩ふわわ、 県黒砂糖工業会等が多良間島産黒糖、 オリオンビールがノンアルコールビール、 市体験工芸村が貝殻のストラップなどを無償提供した。
今夏の観光シーズンについて同協会の池間隆守専務は 「ことし4~6月の入域観光客は前年度を若干上回っている。 前年度実績は台風が接近した8月だけが前年割れだった。 台風がなければ順調に増えていくと思う」 と話した。 2日からは世田谷祭りでプロモーション活動を行い、 韓国では下期以降のチャーター便就航などを求めていく。 すでに9月下旬にソウル─宮古2便が決まっており、 「韓国はゴルフ人口が多いので期待が持てる。 将来的には定期便に移行できれば」 とインバウンド誘致に意欲を見せていた。
またイベントポスター展では4月の海びらきやトライアスロン、 6月のロックフェスティバル、 7月のマンゴーまつりなど宮古で開催される各種イベントを紹介。 黒糖や 「おきなわ食材の店」 もPRしている。
沖縄県では8月を 「観光月間」 と位置付け、 県民の観光への認識を高めていくとともに、 沖縄観光を広くアピールするため1日を 「観光の日」 として県内各地でキャンペーンが行われている。 昨年、 宮古ではマンゴージュースや雪塩キャンディーなどの配付を行ったが、 ことしはエイサーの演舞なども加えたイベントキャンペーンとした。
宮古新報