満天の星空を満喫 新港地区
南の島の星まつり2013(同実行委員会主催)は3日夜、石垣港新港地区サザンゲート広場でメーンイベントの夕涼みライブ&ライトダウン星空観望会が行われた。
会場には約8500人(主催者発表)の家族連れや観光客らが訪れ、ライブを楽しんだ後、ライトダウン後に石垣島の星空を満喫した。約1時間の観望会では天の川も確認、星座の紹介で歓声が上がった。
星まつりは全88星座のうち、84星座を見ることができる石垣島を「星のメッカ」にしようと毎年開かれているもので、今年で12回目。
午後6時過ぎからライブが始まり、カワミツサヤカ、夏川りみ、スクープ・オン・サムバディが登場、会場を盛り上げた。
公開ウエディング後の午後8時半に消灯すると、夜空に無数の星がくっきり。来場者は寝転んだりして満天の星空を観察、八重山星の会のメンバーがレーザーポインターを使って星や星座を説明した。
東京から毎年、星まつりに合わせて来島している浴衣姿の女性(37)は「今年で7回目。石垣島の星空は素晴らしい」来年も参加したい」と満足げ。
東京から観光で訪れ、宿泊先でイベント情報を知ったという高島政人さん(55)、智佳子さん(48)夫妻は「紹介がなかったら知らなかった。星空は最高でした」と感激した様子だった。
市内に住む大阪出身の森行明子さん(33)と埼玉出身の三日尻真亜矢さん(34)も「(星空を)見上げることはあっても、教えてもらえる機会は少ない。小学校の授業のようで分かりやすかった」と話した。
八重山毎日新聞