夏の自然を五・七・五 大野山林で子ども吟行会
森の中を散策しながら俳句を詠む子どもたち
=4日、 大野山林
2013年夏休み子ども俳句吟行&俳句会 (主催・宮古島ジュニア俳句育成会) が4日、 宮古青少年の家で行われた。
幼稚園児から高校生まで30人が参加し、 夏の大野山林の自然を題材に俳句を詠んだ。 審査の結果、 かわみつあいかさん (西辺小2年) ら4人が特選に選ばれた。
午前9時半から開会式が行われ、 同育成会の伊志嶺亮会長が 「大野山林は宮古でも一番自然の多い場所のひとつ。 きょうはたくさんの美しい花や木、 鳥などにふれ合いながら良い俳句を作ってほしい」 と呼びかけた。
講師で俳句誌 「円虹」 主宰の山田佳乃さんは 「俳句には一つ季節の言葉を入れる。 蝉や夏の木陰、 アイスクリームなど季節を感じる言葉を入れてほしい」 とアドバイスしていた。
子どもたちは大野山林の中を散策しながら野鳥のさえずりやセミの鳴き声、 木々の緑、 花の周りを飛び交うチョウなど夏の景色を感じたままに五・七・五で表現していた。 また気に入った俳句を互いに選び合う句会も行われた。
入賞者は次の通り。
【特選】
かわみつあいか (西辺小2年) 西川てるな (福嶺小4年) 満木海斉 (西辺小5年) 与那覇小由利 (宮古高2年)
【入選】
砂川ほせ (南幼) 砂川あんじ (城辺小3年) 西川昌吾 (福嶺小4年) 瑞慶覧琉華 (南小4年) 与那覇麻伊 (同6年) 砂川智穂 (平一小6年) 下地沙羅 (下地中3年) 平良暁子 (同) 仲座望 (宮古高2年)
宮古新報