果汁たっぷり北部育ち シークヮーサー初出荷
おいしく食べてもらおうと、青切りシークヮーサーにはさみ入れする稲嶺進名護市長(前列左)ら띱
=13日、名護市勝山区
【北部】
北部地区シークヮーサー生産・出荷・販売推進会議(安里邦雄会長)は13日、名護市勝山区で青切りシークヮーサーの初出荷式を開き、生産農家や関係者らが、北部のブランドとして消費拡大につなげようとPRした。
今年前半は気候に恵まれ、昨年以上の生産量が期待されたが、梅雨明け以降の少雨高温で果実の熟成が進まず、生産量は例年並みの1400トンから1500トンとなる見込み。
果汁たっぷりで酢の物に利用されるほか、ジュースなどの加工品、旬入り果実として出荷される。
安里会長は「安全・安心・安定した販売を確立するため、行政や地域も一体となってさらなるブランド化に取り組む」とあいさつ。稲嶺進名護市長は「おいしいシークヮーサーを食べてもらおうというスタートの日。沖縄、やんばるのブランドとして日本、海外の皆さんに愛される物産であってほしい」と激励した。
稲嶺市長や関係者らが青々とした果実にはさみを入れ、初出荷を祝福。会場ではシークヮーサーを使ったジュースやカクテルが振る舞われた。
沖縄タイムス