オリバー・ストーン監督、沖縄基地に驚き
普天間飛行場移設に反対を訴える人たちと面談する
オリバー・ストーン氏(右から2人目)
=14日、名護市辺野古
【名護】来沖中の米映画監督オリバー・ストーンさんは14日、米軍普天間飛行場の移設先とされている名護市辺野古を訪れ「美しい自然を壊して、これ以上の基地を造る必要はない」と強調。
「自民党や安倍晋三首相の重圧に負けず、これ以上基地ができないよう、稲嶺進市長を全面的に支持したいと思う」と話した。
ストーンさんは辺野古沖をボートで視察し、反対を訴え座り込みが続くテント村を訪問した。
住民の嘉陽宗義さんらと面談した後、ストーンさんは「これ以上の軍事基地はいらない。冷戦も終わっているのに、まだ軍拡が続いていることを懸念している」と話した。
ストーンさんは稲嶺市長とも面談。「戦後約70年もたっているのに、まだ米軍基地が沖縄に居残っていることに、とても驚いている」と語った。
市長は「本当の沖縄や名護の状況をアメリカ国民に伝えてほしい」と協力を求めたという。
沖縄タイムス