踊りで笑顔プレゼント コザ高ダンス、老人施設慰問
老人施設を慰問し、ダンスを披露したコザ高校ダンス部
=9日、社会福祉法人麗峰会いえしま施設内
【伊江】県立コザ高校(奥間有校長)ダンス部2年生15人は9日、社会福祉法人麗峰会いえしまを慰問し、ダンスを披露した。約20分間で全10曲を踊り、アップテンポの曲に合わせてお年寄りもリズムを取りながら、始終笑顔だった。
村出身で同校ダンス部所属の知念めぐみさん(17)の家族が、デイサービスセンターを利用していることが慰問のきっかけ。今年の春休みに帰島した際、知人を通して慰問が実現した。
約3カ月前からダンス部のメンバーと共に具体的な準備を始め、費用面も含めて全て自分たちで企画した。約1カ月前から本格的な振り付けや練習に取り組み、オリジナルの振り付けも考案。この日初披露した。
終了後、ダンス部のメンバーがお年寄りと握手を交わし、別れを惜しんだ。知念さんは「会場の歓声と応援を受けて楽しく踊れた。大成功だったと思う」と話した。
同施設利用者の知念初恵さんは「少し会わない間に大きくなった。ダンスはすごい。これからも頑張ってほしい」と感想を述べた。
(中川廣江通信員)
琉球新報