[アルゼンチン]ブルサコ日本人会 バザー大人気
多くの人でにぎわった冬のバザー。
後方の守礼門風の入口は沖縄県系2世の歯科医の作
=アルゼンチン・ブルサコ
【崎原朝一通信員】
首都ブエノスアイレスから南へ約30キロ。ブルサコ日本人会(仲間エドゥアルド会長)と同会所属日本語学園の運営経営資金獲得のための冬のバザーが、7月7日に開かれた。
会館サロン、体育館、中庭には、日本食品、土産物、装飾品、衣類、健康食品、観葉植物、花鉢のほか、日本人会直売のすし、てんぷらなどが入った折り詰め、和菓子、うどん、焼き鳥の売店などがずらりと並び、購買欲を誘っていた。
来場者の約8割は近隣の町からの非日系人。日本の食文化も浸透し、常連になっている。うどんや焼き鳥に長い列ができ、折り詰めや和菓子なども早々に姿を消した。
日本語学園では着物教室、4交代で折り紙教室を開いて日本文化を紹介。会館サロンの舞台では、空手や太鼓、日本舞踊のプログラムで観客をひきつけ、最後はバザーの目玉の「たばこ5箱ほど」の値段で新車などが当たる福引の抽選で盛り上がった。
沖縄タイムス