ミジュンの季節到来、各漁港に釣り人群がる
ミジュンのシーズンが到来し、 各漁港は多くの釣り人で
賑わっている=22日、 高野漁港
台風一過の22日、 各漁港はミジュン釣りを楽しむ人々で賑わった。 市平良の高野漁港では大人数人が横一列に竿を立て、 海面すれすれをうねるように移動するミジュンの魚影と対峙。 うまくいくと一度に何匹も釣れることもあり、 「入れ食い」 状態に歓声を上げながら釣りを楽しんでいた。
ミジュン
和名はヤマトミズン。 朝港の中に入り、 夕方になると外に出るため、 朝早くから昼過ぎにかけて釣りを楽しむ人がほとんど。
グルクンやガチュンと同様、 「サビキ仕掛け」 でよく釣れる。
餌はアミエビがよく使われる。 釣りの入門者でも手軽に楽しめる釣りの一つ。
高野漁港では10日ほど前からミジュンの群れを確認。 ほとんど毎日来ているという男性は 「すでに1000匹以上は釣った」 と満面の笑みを浮かべ、 「唐揚げにすると一番おいしい。 子どもたちも大好きで、 大皿で出してもすぐに平らげてしまう」 とうれしそうに話した。
平良西原の真謝漁港にも数日前からミジュンの群れが姿を表し、 多くの釣り人で賑わった。
宮古新報