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北米県人会 300人が親睦・交流【アメリカ】OKINAWA

2013年8月24日 - スタッフ公式
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【アメリカ】北米県人会 300人が親睦・交流
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奨学金を受けた県人会員ら。左端が国吉信義北米沖縄県人会長、右端が比嘉朝儀奨学実行委員会メンバー
=米国カリフォルニア州
 北米沖縄県人会は7月7日、年間行事の一つ、ピクニックをウイッティアナロー公園で開催し、約300人が参加した。
 ピクニック開催の最大の目的は会員同士の親睦と資金集め。この目的でいろいろな行事が行われているが、奨学金授与もその一部だ。その資金の一部は奨学金に充てられる。
ことしも6人が奨学金を獲得した。県人会の奨学金対象者は学業成績、ボランティア精神、リーダーシップなどが優秀で、将来性のある生徒となっており、ことし高校を卒業、大学進学が決まった会員の子弟に与える。
 奨学金授与の席上、国吉信義県人会長は「これから学校でも社会でも成功し、県人会を忘れずに、将来県人会に帰ってきて、県人会のために貢献してください」と激励した。
 参加者は、青壮年部(金城ゲン部長)が中心になって準備したバーベキュー、花氷、冷たいソーダを飲みながら特設舞台で若者たちが演ずるフラダンスや琉球国祭り太鼓、琉球舞踊、民謡、カラオケ、バイオリン演奏、ポップミュージックなどに見入った。一方、外側の芝生の上では年齢別のゲーム、玉入れ、綱引きがあり、大人と子どもが一体となって盆踊りに興じた。
 ピクニックが行われるまでの過程で、前日からテントや道具の準備、買い物、クッキング、招待客対応など、多くのボランティアの「縁の下の力」がある。
 ピクニック開催時は夏真っ盛りで、熱中症にかかったり、ゲームでけがをしたりする人が毎年出る。その治療ボランティアに当たってきたのが、沖縄看護大学同窓ともしび会の山内茂子さんやクワロン下地のりこさんらだ。かつてピクニックで生命の危機にひんした高齢会員を救助したこともあった。
 (当銘貞夫通信員)
  琉球新報

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