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史跡巡りで、人頭税歴史に触れる 板倉の子ども・宮古島

2013年8月26日 - スタッフ公式
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史跡巡りで板倉の子どもら、人頭税歴史に触れる
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 ことしで21回目を迎える新潟県上越市板倉区・宮古島市城辺地区児童交流事業で宮古島を訪れている板倉区の児童と、 受け入れ先となっている城辺地区の児童たちが24日、 人頭税廃止運動にまつわる史跡を視察した。
児童たちは人頭税に苦しむ当時の住民や、 旧板倉町出身の中村十作などが行った廃止運動などについて学んだ。
 一行は午前10時ごろ、 人頭税石を訪れた。 宮古郷土史研究会の下地和宏さんが人頭税について説明。
下地さんは 「今から120年前に板倉から中村十作が来た。
農民が苦しんでいるということを聞き、 農民のため一生懸命働き、 国会に請願し、 200年余り続いた人頭税を廃止した」 と述べ、 人頭税石については 「税は15歳から50歳まで納めると決まっていたので、 石の高さになったら納めるというのは伝承として伝わった。 税の苦しさから伝承が生まれた」 と話した。
 高橋洸太君 (針小6年) は 「人頭税についてとてもよくわかった。 中村十作ははじめ違う島に行こうとしていたけど、 宮古島に来たということを初めて知った。 とても勉強になった」 と話していた。
 同事業は25日で最終日を迎える。 午前8時10分からは宮古空港でお別れ会が催される。
  宮古新報

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