圧巻演舞、響く指笛 うるま市エイサー
大トリを務めた、へしきや(東)青年会の勇壮な演舞
=25日午後8時前、うるま市・与那城総合公園陸上競技場
(勝浦大輔撮影)
【うるま】第8回うるま市エイサーまつり(主催・同実行委員会、共催・うるま市観光物産協会、うるま市、沖縄タイムス社)最終日の25日、同市の与那城総合公園陸上競技場で、市内6青年会が伝統の踊りを披露した。太鼓や三線の音とともに「イヤサーサー」という勇壮な掛け声が夏の風に乗り、観客を酔わせた。
復活20年の田場青年会の緩急織り交ぜた演舞で幕開け。変化に富んだ演技隊形が特徴の赤野青年会、僧侶のような格好のテークチリ(太鼓打ち)による重厚な踊りが印象的な平安名青年会と続いた。
トリは、へしきや(東)青年会。素朴な中にも力強さを感じさせる圧巻のエイサーに、観客は指笛や拍手でこたえた。
会場には、小さなパーランクーを持った子どもたちの姿も。目の前に踊り手たちがやってくると、「うわー」と歓声を上げていた。
沖縄タイムス