大宜味、シークヮーサー加工品など空港で配布
大宜味村シークヮーサーシャーベットを受け取る子どもたち
=28日、那覇空港
大宜味村シークヮーサー産地振興協議会は28日、那覇空港で観光客に同村産シークヮーサーをPRした。島袋義久村長や協議会スタッフらがシークヮーサーシャーベットのほか、調味料としての用途を伝えるため豚しゃぶに青果を添えて、配布した。
沖縄観光のリピーターが多いのに着目して、次回、観光で訪れた際に村内に立ち寄ってもらい、加工品や青果を購入してもらうのが目的で昨年に続き実施した。
村産業振興課によると、2013年度産の出荷量は12年産並みの千トン台を見込んでいる。一昨年と昨年の台風被害から生産量が回復しておらず、原液の瓶詰めや、ジュースなどの加工品は品薄の状態だという。
PRイベントでは、長寿と芭蕉布の里として有名な大宜味村をアピールするため「シークヮーサーおばぁ」として、平良澄子さん(95)、奥島菊江さん(86)、仲井間幸子さん(84)が芭蕉布姿で接客。1月の産業まつりでデビューしたシークヮーサーPRキャラクターの「おおぎみシーちゃん」も登場し、子どもたちと触れ合った。
沖縄タイムス