中高校生がガイド体験 観光客案内「やりがいある」
観光客を相手に勝連城跡の特徴や歴史を紹介した生徒ら
=28日、うるま市の勝連城跡
【うるま】
うるま市内の中高校生が市内の名所・旧跡を案内するガイド体験が28日、勝連城跡であった。
生徒らは他県から訪れた観光客を相手に、勝連城跡の歴史や特徴を解説していた。
うるま市社会福祉協議会と市ボランティアセンターが2010年から取り組む「ボランティア・NPO活動体験」の一環。市史跡ガイドの会(仲村春吉会長)が市内の中学生3人、高校生5人に勝連城跡やうるま市の歴史や文化、観光客への対応を指導した。
昨年に続き、ガイドを体験した具志川高1年の宇江城美南(みな)さんは「阿摩和利がいた時代を想像しながら勝連城跡を回るのが魅力だ。観光客に城跡のことを知ってもらうのはうれしいし、やりがいがある」と話していた。
仲村会長は「体験を通して、地域への誇りを感じてほしい。将来的には観光ガイドや文化財保護の担い手として育てていきたい」と話している。
琉球新報