沖縄全島エイサー 勇壮な演舞、華麗な手踊りで観客魅了
第58回「沖縄全島エイサーまつり」最終日、力強い演舞で会場を沸かせた大トリの沖縄市越来青年会=1日午後8時半すぎ、沖縄市コザ運動公園陸上競技場(金良孝矢撮影)
【沖縄】
沖縄の夏を彩る第58回「沖縄全島エイサーまつり」(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光協会、市青年団協議会)は最終日の1日、「エイサーのまち」沖縄市に市内外から計15団体が集結し、大太鼓や締め太鼓による勇壮な演舞、華麗な手踊りを披露して観客を魅了した。
会場の市コザ運動公園陸上競技場には県内外から多くの家族連れや観光客が来場し、8月30日の道ジュネーを含めた3日間で延べ31万人(主催者発表)が訪れた。
本祭の大トリを務めた沖縄市越来青年会は、大太鼓や締め太鼓で力強く踊る「グテーエイサー」で圧巻の舞を披露した。
琉球國祭り太鼓は「風歌」の演舞で歌手・加藤登紀子さんと共演した。
地域の伝統を継承する創作踊りなど、県内各地の特色を生かしたエイサーに観客たちは酔いしれ、大きな拍手や指笛を鳴らして声援を送った。
琉球新報