風にも負けず、世界最大の果実「パラミツ」実る
60㌢余の大きな実をつけた熱帯果樹のパラミツ
=下地嘉手苅、 来間孝勇さんの農園
下地字嘉手苅の来間孝勇さんのマンゴー農園で世界最大の果実 「パラミツ」 が実っている。 沖縄では夏から秋にかけて収穫できる大きさになるものの、 ほとんどは台風で落ちてしまうようだ。 大きい方は60㌢余もあり、堅いトゲで覆われた見た目からはとても果物とは思えない。
7~8年前に植えて初めて実ったという。 以前の台風で木は大きく傾き倒れかかっているが、 周囲が風除けになって実が守られたようだ。 マンゴーの収穫期には着果していたようだが、 立派に育った果実に来間さんは 「びっくりした。 色々な果物があるものだ。 おもしろい。 どんな味がするのか想像もつかない」 と話していた。
原産地はインドからバングラデシュで東南アジアを中心に中南米でも栽培されている。 実は幹から直接生えてくる。 沖縄では果実としてよりも庭木として植えられているようだ。
宮古新報